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子どものしつこいおねだりを黙らせる?だまらせちゃうの?
子どものしつこいおねだりを黙らせるシンプルな魔法の言葉
lifehackerより
タイトルだけ見ると子供に手を焼いているお母さんたちは、
「ちょっといいかも!」
と気軽に見てしまう記事かもしれない。
効果があればこれを繰り返すかもしれない。
それって、本当に大丈夫?
育児テクニック
リン・ロット氏による育児本に掲載されている育児テクニックのようですが、その方法とは、
コンセプトはいたってシンプルです。「この手法が確立できれば」しつこい質問に辟易しないで、お父さんお母さんは楽になるでしょうね。
7歳のダニエルは、庭に大きな穴を掘りたいと許しを乞います。あなたの答えは「No」。5分後、ダニエルは同じことをたずねに戻ってきます。今度は、「お願い」という言葉を添えて。ボクはこんなに穴を掘りたいんだ。
そんなときは、「No」と繰り返すでも説教をするでもなく、しっかりと目を見て、次のように言ってみましょう。
ステップ1:「"その質問は回答済み"って言葉、聞いたことある?」(Noという返事が返ってくるでしょう)
ステップ2:「あなた、さっきも穴を掘りたいって言ってたよね?」(返事はYes)
ステップ3:「ママ(パパ)はそれに答えたよね?」(答えはおそらく「うん。でも、だって......」)
ステップ4:「同じことを何度も聞かれて、ママ(パパ)が考えを変えるとでも思う?」(ダニエルはブツブツ言いながら去っていくでしょう。そして、別のことを始めるはずです)
ステップ5:また同じことを聞いてくるなら、シンプルにこう言いましょう。「その質問は回答済みだよね」(それ以上は何も言う必要ありません!)
この手法が確立できれば、しつこい質問に辟易しないで、たったひとことで対応できるようになりますよ。
lifehackerより
でも、子どもはどうでしょうか。
「お母さんはいつも僕がすることをダメと言う」
「お父さんはいつも僕の話を聞いてくれない」
こう思っている子どもたちも多いのではないでしょうか。
言うことを聞いてくれる子どもであればそれでいいの?
親の言うことだけを聞く「イイ子」になってほしいのであれば、この方法はいいかもしれない。でも、それってあなたが本当に望んでいることですか?
なぜ日本では『自分で考えない子ども』が育つのか?
マダムリリーより
そもそも、このテクニックを見て僕が思ったことは、
自分を表現することが出来る海外での教育で使えるテクニックっていうこと。
日本教育での子どもへのテクニックだとは到底思えません。
子どもに対して必要な態度
日本の教育では個性を出さずに能力が高いように見せる、量産型教育のような気がします。海外では個性を伸ばす、主体性重視型教育を行っていいる為、個性を持った子どもたちがたくさんいます。
学校で言われたことを行うだけで、あらかじめ教えられたことから1つの答えでしか評価できない教育の場で育った子ども達。彼らの方が実は苦しんでいるのかもしれません。
それは今の日本が相手を個人として受け入れることが出来ないから。
人間なのだから良いところも悪いところもあって当然!
でも、本当にそう思って行動することって出来てますか?
子どもに言うことを聞いてもらう為には、子どもの言うことを聞くことも必要です。
「なぜ、そうしたいのか?」
これを聞かずにただただ、ルールとしてダメとしていたのでは、
判断・判別することが出来ない人を育ててしまうのではないかと、僕は思ってしまいます。
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