
by ▓▒░ TORLEY ░▒▓
義体化が出来る2日間
攻殻機動隊を知っている人ならだれもが考えたことのあること。「義体化」
その体験が出来るイベントが開催されます。
11月29日(金)と30日(土)の2日間。
場所は新宿東口駅前ステーションスクエア。
入場料は無料。
(詳細は上のリンクへ)
イベントも実施予定とのことでとても楽しみな2日間となりそうです。
攻殻機動隊とは
あらゆるネットが眼根を巡らせ
光や電子となった意思を
ある一方向に向かわせたとしても
"孤人"が
複合体としての"個"になる程には
情報化されていない時代・・・
攻殻機動隊 1話オープニングより
2030年、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台。
テロ、暗殺、汚職などの犯罪を察知し被害を最小限に防ぐために作られた秘密組織。
荒巻課長、草薙素子をリーダーとする組織が活動する
1話完結+裏ではすべてが繋がっている系のアニメです。
(海外ドラマで良くこの手法が取られていますが、作られた時代が違いすぎるw)
組織のメンバーも一人一人の能力は半端ないですが個性も際立っているので、
誰一人として物語に外すことが出来ない完成されたアニメだと思っています。
また、このシリーズはマンガ・劇場版アニメ・テレビアニメ・小説・ゲームなど多数の形式での作品があります。
GoogleGlassやスマートギアなどのハイテク機器もさながら、
「グーグルの学者が断言!2030年、ヒトの脳はクラウドとつながる」
と断言しているGoogleの学者までいる現代です。
過去の作品でありながら未来を予言しているようなこの作品を見てみるのも面白いですよ!
あっちなみに僕はTVアニメの
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」
「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(S.A.C. SSS)」
が入りやすくてオススメです。
攻殻機動隊で心に響いた言葉3選
「世の中に不満があるなら自分を変えろ!」
「世の中に不満があるなら自分を変えろ!誰に対しても響くこの言葉。
それが嫌なら耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らせ!
それも嫌なら・・・」
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第1話 少佐より
第1話の最初の場面で草薙素子(少佐)が発する言葉。
アニメを見たときがある人ならこの始まり方が印象に残っているのではないでしょうか?
しかしこの言葉の前に、屋上で爆弾を仕掛けようとしていた犯罪者を追いつめた
犯罪者から
「おまえら警察か!?もはや体制に正義は無し得ない。」
と言われている。
犯罪者と少佐の言葉にはそれぞれの「覚悟の質」を感じました。
我々の間にはチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在せん。
「我々の間にはチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在せん。チームプレイと言うのは同じ考え方から導き出される手法だと考えると、
有るとすれば、スタンドプレイから生じるチームワークだけだ。」
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第5話 課長より
「個の気付き」というものをつぶしてしまう。そうであれば、スタンドプレイはとても重要である。
組織と言うのは目的に向かって進んではいるものの、統率を図るために考え方を偏らせてしまうもの。
それが足枷になることを課長は知っているのだと感じた。
しかし、個が突き進んでしまうだけでは何も成しえない。そこにはチームワークが必要だと言いたかったんだろうな。
一心独立して、一国独立す。
「一心独立して、一国独立す。」組織の長である総理大臣が内部の人間に翻弄され、決断を下した時の言葉。
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 最終話 茅葺総理
現実では福沢諭吉が残した名言です。
”個人が自立することで、始めて国が確立される。”
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIGでは各国との関係が複雑に絡み合っており、
一国の主となる茅葺総理はどこかの国へ助けを求めたいと思わせる状況に追い込まれる。
しかし、彼女(総理は女性でした)の下した決断は自分たちが自立することを選択した。
アニメなのであらゆる視点で見ることが出来る自分としては心に残ったシーンでした。
日本側の意思は確認した。撤収する。
日本側の意思は確認した。撤収する。ちょっと最後に僕が好きなシーンとして、上げさせてくださいw
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 最終話 アメリカ原子力潜水艦艦長
「一心独立して、一国独立す。」
そう決断するまでに総理がアメリカ側に対して意思表示をしなければならなかった。
それは、核を撃ちこまれる状況にあったからだ。
1発目は荒巻課長の部下の犠牲により阻止できた。2発目を撃つかどうか。
待機していたアメリカの原子力潜水艦の艦長らしき人物が日本側から近付いてくる機体を確認してから2発目を発射させるかどうかを判断すると。
そこに現れたのは航空自衛軍の秘密部隊。
それを見た艦長は「日本側の意思を確認した。撤収する。」と。
(もしここで中国に助けを求めていたなら、間違いなく2発目を発射させていたでしょう。)
ただただ見ているだけではわからない「無言のメッセージ」
これに気付き判断が出来る関係とはどちらもプロだなと、変に感動したシーンでしたw
攻殻機動隊という組織から学んだこと
上司部下の関係や同組織内での立ち位置、一人一人に求められる能力などがはっきりしています。細部まで作られている為、人間関係や雰囲気から
- 各キャラクターがどういう気持ちであるか
- どういう立場に置かれているのか
複雑すぎてたぶん1回見ただけでは技術だけに目が移ってしまい、わからなくなってしまいます。
ただ、2回、3回と見ると新しい発見があり、長く楽しめる作品でした。
言いかえれば難しいアニメってところでしょうかw
でも、こういうの好きです。
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